2014.9.
maku

actor
堀内 まゆみ Mayumi Horiuchi
三上 拓馬 Takuma Mikami

text

1. 水が溜まる
ひとの皮膚の下には、たっぷりの水があって。
あっちへこっちへ、ゆらゆら動いていて
その引っ張られる力で動いているんです。
溜まった感情やエネルギーが、1つ1つ。

2. 触れられない
1人でいるより、2人でいるほうがもっと寂しい。
触れているのに、触れられない実感。
触れようとすると逃げてゆく。
目には見えない、隔てる膜。

3. 息苦しい
自分の身体を覆う膜。
夢の中でなかなか速く走ることができないように。
行く手を阻む、重苦しい空気があって、常に息苦しい。

4. 触れるこの質感は本物か
すぐそこに見えるのに、触っても触っても。
1枚の膜が皮膚と皮膚を隔てている。
この触っている感覚は本物か。

5. 決壊
いらだち。
重苦しい空気を破れば、
きっともっと自由になれると思うのだけど
一度破ると、もう元に戻すことは出来ない。
壊すあきらめ。
見ないあきらめ。

supported by “TOJO” exhibition  @途上の家
cooperate with SIAF[Sapporo International Art Festival ]2014